結季のスパイ日記

プリンセス・プリンシパルGAME OF MISSIONのメモと日記です。

ex03【Phantom Detective】ストーリー(前半)

<登場人物>

 

f:id:ibukiprigom:20171003012508j:plainf:id:ibukiprigom:20171003012531j:plainアンジェ

f:id:ibukiprigom:20171003012550j:plainf:id:ibukiprigom:20171003012600j:plainちせ

f:id:ibukiprigom:20171003012620j:plainf:id:ibukiprigom:20171003012634j:plainソフィ

f:id:ibukiprigom:20171003012703j:plainシャーリー

f:id:ibukiprigom:20171003012745j:plainドロシー

f:id:ibukiprigom:20171003012733j:plainステファニー

 

盗難品の奪還任務

 

 

新入り、ちせ
新しい任務よ

 

 

なんじゃ
今回は私たちだけか?

 

 

プリンセスは公務、ベアトはその付き添い
ドロシーは別任務よ

 

 

その代わり、コントロールから一名
彼女が派遣されたわ

 

 

ソフィ・マッケンジーです
よろしくおねがいします

 

 

ソフィには新入りの補佐をお願いするわ
知り合いだし、連携が取りやすいでしょう

 

 

では、私がアンジェとバディか
出会ったときのことを思い出すな

 

 

・・・ソフィ、任務の説明をお願い

 

 

わ、私ですか!?えっと・・・今回の任務は最近
盗難された共和国の美術品の奪還です

 

 

盗まれた品々は、共和国から王国に横流し
されていることが判明しました

 

 

盗まれた美術品の保管場所は
判明しておるのか?

 

 

ええ、この美術館です

 

ふむ。ならばそこに潜入し、美術品を奪取すれば
よいのじゃな

 

 

といっても、私たちが持ち出すのは
一つだけよ

 

 

どういうことじゃ?

 

 

共和国に潜入した王国スパイが、捕まりそうに
なったときに暗号メモを美術品に隠したそうよ

 

 

どの美術品に隠したのかを吐く前に
そのスパイは息絶えてしまったけど

 

 

王国側もどの美術品に暗号メモが隠されたかは
分かっていないようです

 

 

向こうが見つける前に、私たちの手で
暗号メモの入った美術品を見つけ出しましょう!

 

 

うむ
行くぞ新入り

名探偵と助手

 

 

さて、現場に着いたわ

 

 

・・・なんじゃこの格好は

 

 

見て分からない?
名探偵とその助手よ

 

 

この美術館では最近、怪盗を名乗る人物によって
美術品の盗難が相次いでるそうよ

 

 

困り果てた館長に手を差し伸べたのが私たち
覆面探偵とその助手というわけ

 

 

それにしても覆面探偵などという
怪しい人物を館長はよく信じたな

 

 

嘘の中に真実を織り交ぜれば、
人は信じてしまうものよ

 

 

実際、王国には存在しているみたいだから
・・・覆面探偵

 

 

なんと!

 

 

私たちは怪盗を捕まえるという名目で
館内を自由に捜査できる

 

 

・・・おそらく、盗まれた美術品がある
フロアを除いては

 

 

それでは意味がないのではないか?

 

 

問題ないわ。場所さえわかってしまえばフロアに
潜入するのは私たちじゃなくても構わない

 

 

なるほど
警官として潜入した新入りとソフィか

 

 

いいえ

 

 

フロアには怪盗に潜入してもらうわ

 

もう一人の名探偵

 

 

先輩
着替えは終わりましたか?

 

 

ええ、私もばっちりです。アンジェ先輩たちより
先に怪盗を確保しましょうね

 

 

(・・・というのは表向き。協力者である怪盗側
場をかく乱しているあいだに美術品を盗み出す)

 

 

見ていてください、先輩。先週開発した発明品が
あれば怪盗の一人や二人、あっという間に――

 

 

こら新人!
変なものを現場に持ち込むんじゃない

 

 

へ、変なものって・・・

 

 

お前の相棒は機械じゃなくてこいつだ
わかったな

 

 

バウッ!

 

 

ペイジだ
犯人探しなら俺たち人間より優秀かもしれんぞ

 

 

い、犬?私の発明品よりも犬が役に立つなんて思えないんですけど

 

 

キューン・・・

 

 

・・・

 

 

・・・

 

 

・・・・・・あぁ、もう!
わかったわよ、連れていけばいいんでしょ!

 

 

犬の一匹や二匹、連れて行ったとしても
怪盗を捕まえるのなんて簡単よ

 

 

あら、ずいぶんと自信があるのね

 

 

・・・あなた誰?
ここは封鎖されて一般人な入れないはずよ

 

 

新人!
覆面探偵様に対して無礼だぞ!

 

 

は?

 

 

はじめまして、かわいい警官さん
私はシャーリィ・コリンズ。探偵をしている者よ

 

怪盗あらわる

 

 

驚きね
私以外に覆面探偵がいたなんて

 

 

それはこちらの台詞
あなた、私になりすましている偽物でなくて?

 

 

そこまで言うなら勝負しましょうか?怪盗を
捕まえたほうが本物の覆面探偵ということで

 

 

よろしくてよ
負ける気はしないけれど

 

 

(本物相手によく言ったものじゃ・・・)

 

 

(しかし困った。下手なことをすると怪盗と
共犯であることがばれてしまうのではないのか?)

 

 

・・・問題ないわ。『あちら側』もコントロール
お墨付きみたいだし捕まることはないと思うわ

 

 

どこの誰かは知らないけれど

 

 

ほ、本当にこの部屋に怪盗が来るのかね?
ここには価値のないガラクタしかないぞ?

 

 

それでも怪盗が予告状を出したのは
この部屋ですわ。絶対に怪盗はやって来ますわ

 

 

いい、ペイジ
怪盗が現れたら私に一番に知らせなさいよ

 

 

バウッ!

 

 

先輩も、怪盗を見つけたら教えてくださいね

 

 

げほっ!?
スチーム閃光弾!?

 

 

月夜の下に舞い降りし絢爛華麗な夜の華――
怪盗D、参上!

 

 

今宵、あなたの宝物を奪いに来たわ
その助手、同じく参上!

 

 

・・・・・・

 

 

・・・・・・は?

 

 

 

つづく